飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -９-

1：飯山一郎 :

2015/09/24 (Thu) 12:04:49

host:*.ocn.ne.jp

本掲示板のアクセス数と投稿数が激増している。「業界」も注目。とは言ってもヒト様の目を気にする必要などないし…、掲示板なんてのは所詮はカラオケ＝自己満足の場。勝手に歌ってればＥ～だけ。しかも、ココは現在「何でも有り！」のカオスチックな野放図状態。「勝手にヤッてろ！」というのが、管理人の正直な気持ち。（本文は、Ver.1.00）

932：飯山一郎 :

2015/10/07 (Wed) 20:08:12

host:*.ocn.ne.jp

>>914 かんたさん
　　　　　　　　　『天武天皇以前の日本列島』

７世紀後半から、日本列島には途轍もなく巨大な歴史的大変動がありました。
それは、先ず「日本国」という「高度な国家機関」が「突然」あらわれたことです。
この「日本国」が編纂した『日本書紀』も、あまりに「ハイコンテクスト」でした。
畿内につくられた平城京などの巨大な都城都市も、「突然」あらわれました。
これらが、突然、日本の「内部」から現れるワケはありません。
この日本列島の大変化は、百済国が「国ごと」大移動してきた結果です。

それでは、「百済国による日本国建国」以前の日本列島の様子はどうだったか？

古田武彦によれば…、
七世紀までの日本列島には「近畿天皇家」よりも先に「九州王朝」が存在していて、
遣隋使を送るなど中国と通好していた…、と。

私は、古田の言うとおり、「九州王朝」は実在したと思います。

そのひとつが、「阿蘇山」の近辺に存在し、『隋書』に書かれた『俀国』。

いっぽう、「近畿天皇家」とは、「仁徳天皇陵」や「応神天皇陵」を築造した近畿
の大豪族たちで、彼らは、古墳時代の大スターでした。

天武天皇は、九州王朝（俀国）を併合したあと、近畿に東征し…、「近畿天皇家」
を簒奪し、大豪族の「系譜」を参考にしたり、また、大豪族の族長たちをモデルに
して「万世一系の天皇家」の歴史物語を編纂した。これが『日本書紀』でした。

以上、天武天皇以前の日本列島は、大豪族たちが支配する「古墳時代」であって、
「国家」といえるほどの国家機関や領土はありませんでした。

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