飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -１５-

1：飯山一郎 :

2016/03/28 (Mon) 21:19:22

host:*.ocn.ne.jp

『放知技』の前説に「放射能地獄では議論は不要！」と書いた。そのとおりである。下手な議論は気まずさを残すだけだし。あと，「日本人が生き残る道は、自助努力と相互扶助。この二つしかない」とも書いた。が，もう一つあった。「情報交換」だ。ほかでは得られない情報を今後は牛～少し増やすつもりなので，本板も宜しく！（飯山一郎）

185：mikionz:

2016/04/03 (Sun) 10:26:52

host:*.com.bn

（日本人が誇れる特性の一つとして）「中でもコミュニケーション能力は日本人特有です。言いづらいことは遠まわしに
したり、おぼろげにして表現することで、相手になんとなくわからせることができる。相手の氣持ちを察して、相手がど
んなことを考えているのか、何を言いたいのか。はっきりとは言わなくてもわかってくれる国は、世界中で日本だけです」
（『飯山一郎の世界の読み方、身の守り方』、２７７頁）

その通りだと思いますが、この日本人特有のコミュニケーション能力が世界で生かされる方法を確立する必要があると考
えます。いわゆる「高コンテクスト文化」の典型である日本式コミュニケーションでは、その媒体が多様であるのに対し、
欧米を典型とする「低コンテクスト文化」では、媒体がほぼ言葉だけに限られます。

国外での会議や会合など公式の場でのコミュニケーションは、低コンテクスト文化が支配しています。ここに日本式コミュ
ニケーションをどのように有意義に取り入れるのか。

二つのコンテクスト文化の間には、人間観の違いがあると思います。行動の主体としての人間か、意識の形態としての人間か。
前者の場合、行動の主体としてのエゴ（＝個我）が必須です。後者の場合、存在をあまねく映し出す鏡のような意識を得るこ
とが重要だと私は考えています。

しかし後者の場合、人間社会でアクティブに行動するために必要な個我が往々にして確立していない（＝演技する上での仮面
としてのペルソナを持たない）ことからくる不安感に苛まれがちです（対人恐怖症が日本人に多いのも、むべなるかなです）。
海外在住の日本人は、私自身を含めこの状態にある人たちが多いと感じます。

日本式コミュニケーションの持つ潜在性が世界で開花するためには、海外の場で日本人が陥りがちなこのジレンマを解消する
必要があると痛感します。

この一点が突破できれば、今後日本列島から世界に出て行く日本人は、飯山氏が提唱される乳酸菌という福音の使徒としての
役割もあることだし、行く先々で求められる人々になると思います。

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