飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -１６-

1：飯山一郎 :

2016/04/24 (Sun) 21:50:46

host:*.ocn.ne.jp

フクイチが露天臨界したまま５年が過ぎた。チェルノの経験法則と物理学・生物学の法則によって，いま，日本は人口大激減期に突入した。この人類史最大の惨劇の舞台上で，我々が出来うる最善の対応策は何か？これを本板では探りたい。

120：tora :

2016/04/28 (Thu) 12:29:17

host:*.ocn.ne.jp

>>91、>>93、飯山先生、早々に明確なお答え頂き、ありがとうございます。

この本の著者は、関東森林局に勤務されて、９０年代に、日本各地の山を巡り、立ち枯れが目立つところの雨や霧のペーハーを計測されたところ、pH４～５台の強酸性も多くの箇所で見られたので、そのような因果関係を導き出されたのだと思います。
また、枯れる順番は、最初に植林されたスギ・ヒノキ・カラマツなどの森、その次に広葉樹に及んでいるとのことです。
本には、小さくて白黒で確認しにくいのですが、各現場の枯れている木々の写真も掲載されています。

ぼくも、この７～８年、八ヶ岳、南アルプス、丹沢、兵庫・岡山・徳島・大分の山々を歩いていますが、木々が弱り、立ち枯れし、森が衰退し、酷いところは、草木も無くなり、斜面崩壊している現場を数多く見てきました。

これらの立ち枯れや斜面崩壊は、>>102 堺のおっさん が、おっしゃるように、雨や霧の酸性の影響ではなく、硫黄酸化物や窒素酸化物の汚染物質が深く関わっているのかなと、感じた次第です。

またそれと同時に、ぼく自身、この６～７年、大地の環境改善をされている「杜の園芸」の矢野智徳さんの講座を開いてきた経験から、自然の働きを無視した現代土木が、自然界の通気・通水を断ち切ったことも、山や森が傷んでいる大きな要因だと気づかされました。
ご参考までに、矢野さんについては、こちらを↓
　http://watashinomori.jp/interview/image_itv_19.html


あと、１００倍に薄めてという話は、きのこちゃんの『発酵マニアの天然工房』に、「庭に撒くときは１００倍に薄めたりする」（p.73）という一文があって、その記憶と混同してしまったようです^^

>>107：ムーの人さんも、コメントありがとうございます。
化学が苦手だった者としては、こんがらがるところですが、そこら辺のことを、しっかり整理して理解したいと思います。


そもそも、この質問をしたのは、これまでは、米のとぎ汁発酵乳酸菌駅は、自家用に飲んだり、家の中に振り撒いたり、豆乳ヨーグルトやお風呂に投入したりする程度だったんですが、農作業も本格的に始まる時期を迎えて、大々的に農地に振り撒こうと思ったときに、この本の酸性雨・酸性霧による森林の立ち枯れを読んで気になったので、先生のご見解を頂けたらと思った次第です。
これで、迷うことなく、拡大培養して、原液をバンバン振り撒こうと思います♪
早起きして、蓬でも、ぜひ作ってみたいと思います！
ありがとうございました。

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