飲尿獣医の屋根裏部屋

1：飲尿獣医 :

2016/10/05 (Wed) 04:48:50

host:*.ccnw.ne.jp

昨年11月に、2ちゃんの飲尿スレから誘導されココにやって来て
第7チャクラが開いてしまったと、変なこと言う動物病院の獣医です。
小動物臨床に携わって早40年。今までの経験、そして現在を
この屋根裏部屋から、自由気ままに呟きます。

私もネコが好きです。(イヤ、全ての生き物を愛しております)

682：飲尿獣医 :

2019/10/11 (Fri) 03:59:09

host:*.ccnw.ne.jp

これぞ、奇跡の療法の実証だった！

私は数年前一宮市で行われた第７回尿健康法全国大会で
ポメラニアンでの肝疾患の低蛋白症による腹水を尿療法で治癒させた症例を発表したことがある。
今回そのカルテを見たらH.26に治療をしていた。
現在11歳になるリュウちゃんだが、心雑音がある以外元気である。
入院治療後暫く飲尿したが、その後はやめている。

リュウちゃんの飼い主のTさんちにはもう一頭、シロちゃんという14歳のポメがいる。
H.27.7に咳で来院した時、心雑音を確認し治療、暫く良かったようだが翌年10月
再来院、以後ずっと薬を取りに来ていた。
心臓の問題だけでなく、気管も弱く咳は中々コントロールできない状態だった。
その間何度か、私はシロちゃんにも飲尿をしてもらうように提案したが
Tさんは採尿できないからと実施しなかった。
服用する薬は何度も処方を変えてみたが効果は観られなかった。
偶々、皮膚病で来院した(9/29)Tさんに、私は入院費を頂くだけでいいから
尿療法をするので、1週間入院させてくれないかと提案した。
それならと、Tさんは応諾してくれた。
ステンレスのすのこの下の尿を採尿、それをテッシュで濾過し、練乳に混ぜて与えた。以前と同じような処方で少量の投薬もした。
入院当初、少し動いても咳をしていたシロちゃんだったが、徐々に咳く回数は減っていった。
1週間後の退院時には、興奮した時に(1日に2、３回程度)咳くまでに減少していた。
何とか飲尿してもらうよう言って、５日分の薬を渡して帰した。
昨日Tさんから、薬が切れたんだけど３日後にしか取りに行けないと電話があった。
その後どうなの？と聞くと全く咳かなくなったと言う！！
なら、薬無しで数日様子見ろと伝えた。

不謹慎な言い方を敢えてするならば、
これで私(獣医)の金づるは無くなったのかもしれない…

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