飯山一郎と紳士・淑女の歓談室 -２４-

1：飯山一郎 :

2017/03/13 (Mon) 20:55:21

host:*.dion.ne.jp

２月１１日，日本国の政治構造は大変化した．『米国ネオコンによる日本支配が，永久に続くものと誰しもが諦めていた時，安倍晋三首相が米国を訪問，トランプ大統領と緊密な関係を構築したのである．これは，日本に巣食っていた米国ネオコンの追放を意味する．ネオコンを斬り捨てた安倍晋三首相は，どれだけ評価しても評価しすぎるということはなく，我々は「奴隷」から「半奴隷」へと〝昇格〟したのだ！（亀さんの文章）』．本２４は，亀さん説を再確認しつつ，異論反論，激しくブッ叩き合うスレにしたい．ホは通奏低音．（管理人）

93：飯山一郎 :

2017/03/16 (Thu) 22:39:54

host:*.ocn.ne.jp

>>87 >>90

物事を根本的に見直す再評価の知的作業は…，

「教育勅語」や「神武天皇神話」といった復古主義や「戦前回帰思想」についても，視点を改めて見直す必要があります．


誰が何と言っても，現実に，「戦前回帰思想」をもつ政党が，国会の大多数を占めていて，「専制ポリアーキー」といった政治構造になっていますので…

「少数者」が「教育勅語は反動！」などと言っても，ゴマメの歯ぎしりなのです．


それと，政治思想史的には，「復古思想」というのは，「国家の独立」や「社会変革」の際，人々を発奮させ，駆り立てる巨大なエネルギーになるのです．

たとえば，西欧社会が「中世の軛(くびき)」から脱却できたのは，ルネッサンスからでしたが，ルネッサンスの原動力となった思想は，『ギリシャ・ローマへ帰れ！』という復古思想（ヘレニズム）でした．

自民党にも…，「日本が強大な独立国家だった教育勅語の時代に戻りたい」という復古思想があって，これは「独立」を秘めた思想なのです．

だから，新井信介氏みたいに「教育勅語」の表面ヅラの文章を言挙げして批判しても，それはズッコケ非難でしかないのです．

とにかく，安倍晋三の自民党というのは，アメリカ支配下にあったので，「独立」を秘めてはきましたが…，今後，その「独立の悲願」を，どんな政治思想で表現していくのか？

私は，冷静に観察してゆこうと思っています．

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