★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡
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2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.
(M部長・飯山一郎)
過激なオッサンたちの未来先読みスレ -34-
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1:飯山一郎
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2018/05/07 (Mon) 22:25:35
host:*.dion.ne.jp
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極東アジアは,いま,金正恩の主導で歴史的な激動期に突入した.なにしろ何十年も続いた一触即発の冷戦状態を一発で胡散霧消させた『板門店宣言』.次の大問題は(金正恩と文在寅が切望する)アメリカの朝鮮半島からの撤退!それは,(儲かる)冷戦!に固執する米国軍産をトランプが如何に処理するかに懸かっている.さぁどうなる?
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453:mespesado
:
2018/05/26 (Sat) 13:40:58
host:*.itscom.jp
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経済学の用語に「フィリップス曲線」というのがあります↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9%E6%9B%B2%E7%B7%9A
「縦軸にインフレ率(物価上昇率)、横軸に失業率をとったとき」のグラ
フをフィリップス曲線というのですが、これが右下がりの曲線、すなわちイ
ンフレが強くなるほど失業率が減少する、というのがフィリップス曲線に関
する経験則です。で、その理屈は「期待インフレ率が上昇すると、名目賃金
には硬直性があるため、実質賃金(=名目賃金/予想物価水準)が低下する。
完全雇用が達成されていない短期においては、この労働力価格の低下を受け
て雇用量が増加し、失業率が減少する。」のだそうです。
しかし、アベノミクス下では、この因果関係を逆に捉えて「雇用が改善さ
れて失業率が限界近くまで下がると人が雇いにくくなるから賃金が上昇し、
それを販売価格に転嫁しなければならないから物価が上昇する」という機序
でフィリップス曲線の理論を正当化するのが普通です。
しかし、実際の経済が本当にそうなっているかというと話は別で、次のよ
うな論考が既に2016年に登場しています:
【論風】消えたフィリップス曲線 アベノミクス第3の矢 全力で
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/160804/mca1608040500001-n1.htm
> 次に金融緩和から物価上昇への道筋として期待されるフィリップス曲
> 線、すなわち失業率低下が物価上昇と連動する現象が、なかなか顕著に
> 起きない問題がある。実は米国も同様で、大胆な金融緩和後、歴史的な
> 低失業率が数年にわたり続いているのに、賃金も物価も上昇ペースが鈍
> い。もはやタイムラグでは説明困難な「フィリップス曲線の消滅」(正
> 確にはフラット化)である。
で、その「フィリップス曲線の消滅」の理由を著者は次のように説明して
います:
> グローバル化の時代、「モノ」は世界中からどんどん入ってくるので、
> 国内の失業率が下がっても、そうそう価格は上がらず、企業も賃金を上
> げにくい。急成長中のインターネット系ビジネスに至っては、限界費用
> ゼロで無尽蔵に供給できる。今や国単位の金融政策が物価に及ぼす効果
> は限られているのだ。加えて、新興国経済の減速で、「モノ」の世界は
> ますます供給過剰。
まさにそのとおりで、供給過多なんだからセリの原理が働かず、しかも購
買手段の多様化により、物価が上がる理由がまったくなくなってしまってい
るので、過去の現象から帰納されただけのことに過ぎない単なる経験則であ
る「フィリップス曲線」が「消滅」してしまうのはアタリマエです。
ところが、このような現代に賃金上昇を実現する方法として著者が述べて
いるのは、
> 人手不足時代に入り、今後さらなる生産労働人口の減少が長期的に進
> む中、持続的な賃金上昇を実現するために集中すべきは、やはり生産性
> の向上である。特に、わが国経済の7割を占め、世界の供給過剰の影響
> から比較的自由なサービス業を中心とするローカル経済圏の生産性革命
> に向け、成長戦略のエンジンを思い切り吹かすこと。
確かにサービス業などでは人手不足が顕著ですから、こういった分野では
人手確保のために賃上げが行われつつあります。しかし、このような賃金の
「自然増」に任せているだけでは、人手の取り合いになるだけですから、賃
上げ競争になり、体力のない企業が敗退して「人手不足倒産」で淘汰される
だけでしょうし、それに淘汰が進んで人手の需給が釣り合ったところで賃上
げはストップしてしまいます。ところが、ここで筆者は「生産性向上」など
という言葉を使っていますが、むしろ「機械化」とか「無人化」という言葉
を使うべきで、このようなテクノロジーの発達を進めることで、人手不足の
解消と少なくなった人間一人に支払える賃金がアップできる余地が出てくる
ことになります。まさに著者が主張するように、アベノミクスの第3の矢で
ある「成長戦略」の主軸を機械化、AI化の方向にこそ持っていくべきである
という意見には全面的に賛成です。