★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡
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2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.
(M部長・飯山一郎)
新時代を冷徹に読み解くおっさんたちの激論スレー38-
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1:mespesado:
2019/07/22 (Mon) 09:29:16
host:*.itscom.jp
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経済の世界で緊縮派対反緊縮派の対立軸が鮮明になってきました。
引き続き放知技の目の肥えた読者のレベルにふさわしい議論を期待します。
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22:mespesado:
2019/07/24 (Wed) 07:22:43
host:*.itscom.jp
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【銀行の存在意義について】
未だに銀行は預金者が預け入れた現金を企業に貸し付けて信用創造が行わ
れている、とほとんどの人は考えている。
しかしそれは誤りで、預金者の預金とは関係なく、銀行は貸付を受けたい
企業の開設している口座に貸し付け高を「印刷」するだけだ(いわゆる万年
筆マネー)。つまり銀行が預かった預金が企業に移動しているわけではない。
では、なぜこんな誤解が生じたのか。
今を遡る半世紀前の1960~1970年代の高度成長期には、世の中は
現金社会だった。例えばサラリーマンの給料のことを考えても、今では銀行
口座への自動振り込みが当たり前だが、当時は「給料袋」というものに現金
が入ったものをサラリーマンは直接上司から受け取って、それを家に持ち帰
って、家庭によっては一度神棚に上げて「おとうさんの苦労」をねぎらった
りしたものである。
つまり、世の中がほぼ完全と言ってもいいような現金決済社会だったのだ。
こんな時代に十分な預金ナシに安易に万年筆マネーで企業に貸し付けを行お
うとしたら危なっかしくてたまったものではない。なぜなら、現金社会だか
ら、いつ貸付先の企業が預金を降ろしに来るかわからないからだ。特に中小
企業など、あらゆる決済を現金でやっていてもおかしくない時代だ。
つまり十分な準備預金を積んでおかないと、たちまち資金ショートを起こ
して銀行が「黒字倒産」するリスクがあったのだ。
これに引き換え、現代ではスーパーの買い物ではいまだに現金決済を好む
人も多いけれど、あらゆる決済が現金ナシで行われる。そうなると、銀行が
預金者から現金を預かる必要性は限りなく無くなっていく。というよりも、
これだけ資金需要が無くなって利息が付かなくなったのだから、預金者も利
息をあてにして預金しているのではなく、自動引き落としの決済のために口
座に預金しているだけ、つまり財布代わりに使っているだけであり、もはや
「貯金」ではなくなってしまっている。
他方で肝心の借り手の方は、企業の内部留保の充実で、貸し付けを受ける
ことの必要性も激減している。
つまり、銀行の役割が激変しているということなのだが、これが完全キャ
ッシュレス+全企業の内部留保の完全充実ということになると、銀行の存在
意義が一体どうなるのかという問題を突き詰めて考えると面白いだろう。