★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡 64358686

top
金正恩2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.(M部長・飯山一郎)
金正恩の真実 金王朝の“深い謎”ビビンバ!北朝鮮!
てげてげ(1) てげてげ(2) なんちゃらかんちゃら ****菩薩 亀さんnew きのこ組new へっぴりごしnewmespesadonew移ろうままに2new
【!!必読!!】『日本』という国名の秘密new  『放知技』データベース


投稿者削除

1:(削除) :

2021/09/04 (Sat) 09:10:32

host:*.kcn.ne.jp
(投稿者により削除されました)
542:mespesado :

2022/03/30 (Wed) 11:41:40

host:*.eonet.ne.jp

 >>539 で紹介した田中宇氏の主張ですが、ちょっと >>539 では注意しな

かったけれど重要なポイントは、投資家が日本の現在の財政政策を QE だと

思っているか QT だと思っているか、です。私は日本のデフレ状況を考えれ

日本の財政出動はあまりにもショボ過ぎるのでこれを QT だと思っています

が、形式的には財政赤字は続けているので一応言葉の厳密な意味からすれば

QE を続けていることになる。田中氏は、だから世界が QT に舵を切る中で

日本は形式的には QT に同調しておらず、ショボいながらも QE を続けてい

るから投資家がそれを見て円に見切りをつけた、という解釈です。

 さて、投資家の読みについては、私自身が投資家じゃないんで、彼らの本

当の胸の内はわかりませんが、財政の問題について、田中宇さんや、それか

らかの有名な及川幸久氏のMMTに関する主張の中に、どうにも気になる所

があります。

 まずは田中宇氏の方。再びはぐらめいさんによる引用から孫引きします:


> 大幅な円安は輸入インフレを招き、日銀はQE中止と利上げを迫られる


> QEを続けている限り、金融バブルはおおむね保たれ、現物よりもバブル
> の方が合計金額的にはるかに巨大だ。しかし、いずれインフレの激化を
> 理由にQEを本当にやめねばならなくなると、バブルは崩壊し、価値がほ
> とんどなくなっていく。


 また、いつも的確な話で有名な及川幸久さんは、2019年の動画でMMTに

ついて次のように解説しています↓


MMT(現代貨幣理論) 大事なのは資本主義の精神 前編(及川幸久)
https://www.youtube.com/watch?v=_B_Iuv1y3NY


 ここで、及川氏は

# (元祖MMTの主張によれば)インフレになったら増税すればよい。


ということを述べています。そして、そのことが大きな問題の一つであるこ

とを示唆しています。

 ですが、私はここに疑問を感じます。本当に QE を続けるとインフレにな

るのか?それから、インフレになったら増税がその対策になるのか、という

2点です。

 日本のように、供給能力にほぼ無尽蔵な余裕がある場合は、QE を野放図

に続けても、恐らくインフレにはなりません。なぜなら将来の不安を重視す

る国民性から、貨幣が供給されていくそばから大半の国民は直ちに貯蓄に励

んで「市場に流通しない貨幣」として積み上げられるので市場に流通する貨

幣が増えすぎることにはならないことと、需要は確かに増えるけれども、そ

れによって企業が息を吹き返し、いくらでも増産できる体制にすぐ切り替わ

ると思われるからです。これに対して、製品製造の原料となるエネルギーや

鉱物資源は、QE を原因とするインフレは生じないので、QE が原因で価格が

高騰することもありません。それでは、なぜ現実には輸入物価が上がるのか

というと、それは日本で産出不可能な物資について、世界的な供給不足が起

きるからです。ですが、現代の最新技術をもってすれば、これらは実は代替

可能だと思われることは、宇宙太陽光発電やスペースコロニーでの農産物生

産によって克服可能であることを何度も力説してきました。つまり、こと日

本に関する限り、QE はインフレに全く関係なく(ただしブランドになった

土地のような原理的に希少価値を持つモノの価格は上昇するかもしれません

が、これはむしろ優劣の二元性に拘って、わざと高いものを持ちたがる人の

間でしか取引されないので、ステータスに拘らない人には関係ありません)、

インフレは、唯一、輸入物価の高騰によるものなわけですから、代替手段へ

の移行によって克服されてしまうものと考えられます。

 次に、MMTにおける「インフレになったら増税すればよい」という考え

方ですが、そもそもインフレは需要に比べて供給が不足することによって生

じるので、それなら家計の貨幣を減らして需要を抑えてしまえ、というのが

増税で解決するという考え方の根底にあるわけですが、そんな「受容を人為

的に絞る」などという個人を苦しめるような方法ではなくて、単に「供給を

増やせばよい」わけですね。三橋さんがレバノンの例を出していたけれど、

多くの国や過去の技術が未成熟で人力に頼っていた時代なら、供給を増やす

と言っても「言うは易く行うは難し」だったけれども、技術進歩華々しい現

代では供給を増やすのはいとも簡単です。なので、「インフレになったら増

税すればよい」という考え方は、過去の実態に基づく現状に合わない時代遅

れの考え方です。元祖MMTでこんなことを主張しているのは、MMTの発

祥元である米国が必需品を輸入に頼っていて供給を増やすことが困難である

ことを反映しているだけでしょう。

 まあ、以上のような見方は「太陽光発電」だの「スペースコロニー」だの、

多くの人には「夢物語」な話が前提になっているので、現実派の田中宇氏や

及川幸久氏は採用しないのでしょうけれども、そもそもこれらの技術が「夢

物語」に見えるのは、技術云々の話であるというよりも、それをさせないよ

うに企画する「政治的な自国の優位性の方を重んじる国際政治の駆け引き」

によるところが大きいと思います。そういうわけで、この種の経済問題を適

切に予測するには、経済理論、科学技術への知見、国際政治の裏事情のすべ

てに対して豊富かつ適切な見識が必要になってくるように思います。

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.