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金正恩の真実 金王朝の“深い謎”ビビンバ!北朝鮮!
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混沌に希望を見出す賢者の発信スレー42-

1:堺のおっさん :

2022/06/29 (Wed) 13:52:48

host:*.enabler.ne.jp
これまでの概念では説明がつかない大きな変化が起こっている。

プーチンの起こしたこの変化は、私自身も気づくのに相当な時間を要するものだった。

歴史は繰り返すのだが、同じシナリオは用意されていない。

問題は一人一人がその変化にどう向き合いながら自己の指針を見出していくのか。

さあ、大いに語り合ってくだされ。
494:mespesado :

2022/11/06 (Sun) 13:43:52

host:*.eonet.ne.jp
https://bbs6.fc2bbs.net//bbs/img/_409100/409098/full/409098_1667709832.png
>>492

 新型コロナの第③波にあたるはずの期間の超過死亡のマイナス。その期間

というのは1月から3月、いわゆる風邪の季節です。そこで、このマイナス

の謎を調べるため、人口動態統計の死亡統計の詳細版である死因別の統計を

見てみることにしました。その結果を主な死因について月別にグラフにした

ものが添付画像の左側上下のグラフです。

 グチャグチャ沢山の折れ線グラフが重なって見難いですが、特に謎の1月

~3月のところに注目すると、全死因に対する超過死亡のマイナスと同じく

1月~3月のところだけ超過死亡がマイナスになっている死因がいくつかあ

ります。その一番顕著なもの、すなわち一番谷が深いのが「肺炎」です。次

に顕著なのは「心不全」ですが、心臓と言えば、肺に囲まれている。つまり

肺がやられたことによる副次的な死因と考えられますが、肺炎といえば、風

邪をこじらせたもの、それも普通の風邪ではなく、インフルエンザではない

か…、ということでインフルエンザについて、その流行状況を示す「インフ

ルエンザの報告件数」を、過去10年分について週次でプロットした折れ線

グラフを重ねたものが右側のグラフです。

 これを眺めると、確かにインフルの流行は冬に限定と言われるように、そ

の報告件数は1月から3月にほぼ限定されています。そして、2018年と

2019年に大きな流行があったことがわかります。そして、新型コロナの

流行が始まった2020年は?ということで見ると、2018~2019年

の流行の山の3分の1くらいのところに2020年のグラフがあります。そ

して、2021年は…と見ていくと、あれれ?見つからないよ?ということ

で次の2022年を見ると、何と!横軸にへばりついています!つまり完全

にゼロ!そこで、この2022年のグラフを、この資料が公開された10月

中旬の第41週のところまで追っ駆けていくと、そこで2022年のグラフ

は終わっていて、その右側には2021年のグラフが顔を出してきて、やは

り横軸に張り付いています。そうなんです!2021年も、2022年と同

様に横軸に張り付いていて、インフルエンザの流行は完全にゼロだったんで

すね。「完全にゼロなんて、そんなバカなことがあるかい!これはきっとコ

ロナの大騒ぎで医者が、患者に熱があれば全部コロナだと報告してしまった

せいで本当はインフルだったものがすべてコロナとしてカウントされ、イン

フルの報告だけが無くなってしまったんだろう」なんて書いている医者がい

ましたが、随分と他の医者をバカにした話です。インフルと言えば、毎年イ

ンフルを直接の死因とする死者が数千人だけれども重篤化して肺炎になって

から死亡する「直接死因はインフルではないが、インフルを原因とする肺炎

で死亡する人」が約1万人いると推計されていることが厚労省のQ&Aにも

載っています↓


https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

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Q10.通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいで
  すか。

例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われて
います。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡
数は214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計
する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる
年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。
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 そして、現実の厚労省の人口動態統計の死因統計でも、添付画像の左側の

グラフで見たように、2021年は、実際に例年のインフルエンザ流行時の

「肺炎」による死亡が激減しているのですから、やはり国立感染症研究所の

統計どおり、インフルエンザの流行がほぼゼロになっているのは間違いない

と思います。

 それでは、なぜインフルがこの2年間はゼロになってしまったのでしょう

か?もちろんうがい手洗いの励行などの感染対策の徹底の効果もあるかもし

れませんが、いくら日本人がルールを徹底して守る国民性があるからって、

それだけでここまでキレイにゼロになるということは常識で考えられません。

かわりに今のところ、最も納得できる理由となるのが、ウイルス学の世界で

有名な「ウイルス干渉」という現象です↓


コロナとインフルエンザのウイルス干渉について

https://www.lireclinic.com/column/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E5%B9%B2%E6%B8%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/#:~:text=%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82-,%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E5%B9%B2%E6%B8%89%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82


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ウイルス干渉とは

ウイルス干渉とは、あるウイルスが流行すると他のウイルスが流行しないと
いうものです。

ウイルス同士で宿主の奪い合いをして勝ち負けが出ているような状況です。


ウイルス干渉のメカニズム

メカニズムとしては、あるウイルスに感染するとそれに対する免疫応答が起
こり、他のウイルスに感染しづらくなる、とされています。

これが個人レベルで起こり、ヒトヒト感染により集団レベルでも起こります。

具体例として夏場にはRSウイルスが流行し、冬場になるとインフルエンザが
流行します。

ウイルス干渉が起きて同時流行とはならない1例です。


ウイルス干渉の論文

ウイルス干渉に関する論文もあります。

Interference between rhinovirus and influenza A virus: a clinical
data analysis and experimental infection study

https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(20)30114-2/fulltext

風邪の人にPCRを行ってライノウイルスを同定するという中々壮大な研究で
す。

結果は、いわゆる風邪の原因のライノウイルスは年中流行しているけれど、
冬場に感染者数が減りその時期にインフルエンザが流行すると報告されてい
ます。

また重感染(ライノ+インフルエンザ)は理論値よりかなり低くウイルス干
渉を支持する結果になっています。
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 さて、ここでちょっと脱線気味になりますが、いわゆる「医クラ」として

悪名高いワ〇チ〇推進派の忽那さんが、季節が日本と半年ずれるオーストラ

リアで今年の5月~6月の冬にインフルと新型コロナの同時流行が生じた事

実をもとに、日本でも、今冬は今までの2年間のようなウイルス干渉が成立

せず、新型コロナとインフルエンザのダブル流行があるかもしれない、と警

告を鳴らしている記事を書いています↓


新型コロナとインフルエンザ
2つ同時に感染しうるのか?同時感染すれば重症化しやすいのか?
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20221029-00320655


 忽那さんは、この記事の中で、私の添付画像で貼り付けた日本のインフル

報告数と同じようなオーストラリアにおけるインフルの報告者数のグラフを

掲載して、次のように述べています↓


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今年の5月から6月にかけて南半球のオーストラリアで新型コロナ発生以降初
めてのインフルエンザの流行がみられました。

この時期、オーストラリアでは1日あたり2万~6万人の新型コロナの感染者
が報告されており、まさに同時流行が起こっています。

つまり、新型コロナとインフルエンザのウイルス干渉により同時流行は起こ
りにくい、という期待は現時点では楽観的すぎるかもしれません。

新型コロナが出現してからの数年間、ほとんどの地域でインフルエンザが全
く流行しなかったのは、新型コロナの感染対策が徹底して行われたこと、海
外からのウイルスの流入が激減したことなどが原因であり、感染対策も緩和
が進み、海外からの旅行者が急増している今シーズンは同時流行の可能性は
低くないと考えられます。
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 オーストラリアは南半球なので5月から6月は冬に当たりますが、今年の

冬はインフルと新型コロナの同時流行が見られ、ウイルス干渉が機能しなか

った、だから半年遅れで冬を迎える日本も、今冬はインフルと新型コロナが

同時流行するかもよ、と言っているわけですね。しかし、上の引用箇所の最

終段落が何か変です。つまり、今まで日本でもそうですが、新型コロナ流行

時にインフルが流行らなかったのは、ウイルス干渉のおかげではなく、(う

がい手洗いなどの)感染対策が奏功したからだ、と主張しています。しかし、

上で私も書いたように、感染対策を徹底した程度でインフルエンザが完全に

ゼロになるということは常識では考え難く、それは忽那さんもわかっている

のでしょう。この忽那さんの記事をよく読むと、ウイルス干渉のことを解説

してはいますが、この記事のどこにも「新型コロナの流行時にインフルの感

染が完全にゼロになっていた」という趣旨のことは書いていません。しかも

そこに掲げているオーストラリアのインフル報告数のグラフを眺めてみて下

さい。今年、2022年の冬5月~6月の流行が赤の太いグラフで目立つよ

うに書かれ、その右の方に淡い紫と緑の破線で過去のインフルの報告数のグ

ラフが、少し山の位置がずれて2つ並んでいます。これをボーっと眺めると、

何となく「過去にも今年と同じくインフルが流行した年があって、ウイルス

干渉によっても完全にゼロにならなかったんだなぁ」なんて思ってしまいそ

うになりますが、このグラフをよ~く眺めると、淡い紫の破線は2019年、

淡い緑の破線は2017年、そしてこれらより低いところにある淡いオレン

ジの破線が2018年のインフル報告数です。あれれ?どれも新型コロナの

流行前じゃないか?新型コロナが流行した2020年と2021年のグラフ

はどこにあるのかな?と思って目を皿にしてよ~く見ると、グラフの横軸が

何となく破線と実線が混ざったように見えるではないですか?そうなんです!

このグラフでも2020年と2021年のグラフは横軸にへばりついている

んです!そして、その痕跡が1月から3月のところにわずかに横軸から離れ

て見える2020年のグラフの一部なんですね。やはり、オーストラリアで

も新型コロナが流行してからの2年間は、インフルの流行が完全にゼロにな

っていたんですね。ここにどうも忽那さんの「意図的なウイルス干渉の完全

さを隠そうとする意志」を感じざるを得ません。忽那さんにとって、ウイル

ス干渉がこの2年間、完全に効いていた、という事実は「不都合な事実」な

のではないでしょうか。なぜなら、ウイルス干渉がそこまで完全にインフル

の駆逐に効果を挙げていたという事実がバレてしまうと、じゃあ2022年

のオーストラリアでウイルス干渉が奏功しなかったのはなぜか、という疑問

が人々の間に生じるからです。つまり「ワ○チ〇の打ち過ぎで(抗原原罪な

どのメカニズムによって)ウイルス干渉が効かなくなる程までに人間が持つ

自然免疫が破壊されてしまった」という論理的にも必然の結果が導かれるこ

とがワ〇チ〇推進派にとって非常に不都合だからなのではないか、と勘繰れ

るわけです。

 ちょっと本連載の趣旨とは脱線してしまいましたが、忽那さんが掲げてく

れたグラフのおかげで、新型コロナとのウイルス干渉によりインフルの流行

が完全に抑えられたのは日本だけではなくオーストラリアも同じである。う

がい手洗いの励行でインフルが抑えられたという日本人のルール順守の国民

性に依存した説明は、このオーストラリアの例によっても無理があることが

わかる(オーストラリア人には失礼な物言いかも知れませんが、日本人のよ

うな徹底したルール順守の国民性があるとは聞いたことが無いですよね)、

というわけです。
                              (続く)


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